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歯がしみる
歯がしみる原因には様々な事が考えられます。
1)知覚過敏
健康な歯にもよくみられます。私たちはストレスがたまると、夜寝ているときに歯をくいしばったり、歯ぎしりをしたりします。過度の力を受けた歯の神経は神経が興奮しやすい状態になり、普段は何ともない刺激にも反応して、歯ブラシや風、冷たいお水などにしみるようになります。稀に過度の歯磨き剤や硬い歯ブラシによって歯が磨耗ししみるようになる事もあります。
シュミテクトなどの知覚過敏用の歯磨き剤を使って様子を見ていただくと、症状が徐々に軽減する事が多いです。多くの場合、一時的な事が多いのですが、症状が長びいたり熱いものもしみ始めた時は受診される事をお勧めします。
2)虫歯
歯に穴が開いていたり、以前治療を受けた歯である場合、虫歯が進行して神経に近づいてきた場合に起こります。初期の状態では冷たいものだけに反応しますが、熱いものがしみ始めたら、神経が悪くなり始めたサインですので、冷たいものがしみるうちに受診んされる事をお勧めします。
3)治療中の歯
歯を削った直後や、歯周病の治療で歯石を取った直後は、一時的にしみる事があります。仮歯で長く様子を見ていて、仮歯が緩んだ場合にも起こります。