この記事の著者・監修者
院長:戸梶 仁聡(とかじ ひろあき)
歯科医師になって30数年間、自分の理想とする【患者さんのための歯医者】を求め続けてここまでやってきました。
資格・所属学会
- 日本矯正歯科学会認定医
- 歯学博士
- 上智大学カウンセリング研究所認定カウンセラー
- NCC認定カウンセラー
- 日本矯正歯科学会
- 日本歯周病学会
- アメリカ歯周病学会
ホワイトニングで歯を白くしたいと思われている方が増えていますが、そのような方からよく質問されることをまとめてみました。
01
ホワイトニング(歯の漂白)には、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと患者さんの自宅で行うホームホワイトニングがあります。
どちらも漂白剤を用いて、歯の表面から漂白をしていくものです。とかじ歯科では現在ホームホワイトニングのみ行っております。
02
効果は個人差がありますが、歯科医院で通常使われる歯の色見本であるシェードガイドで最大2段階の漂白効果があります。
たとえば漂白前にA4だった人は最高でA2まで白くなります。
ただし、効果は天然歯のみで、詰め物やかぶせ物の部分の色は変わりません。
ですので、通常ホワイトニング後にその部分は再度やり直して色を合わせる必要があります。
03
変化した色は永久的に保たれるわけではなく、経年的にある程度の後戻りがあります。
戻る程度も日頃の喫煙や食生活などによって個人差があります。
04
ホワイトニングの副作用として、歯がしみたりする知覚過敏が出ることがありますが、一時的なもので、オフィスホワイトニングより弱い薬を使うホームホワイトニングでは、あまり見られません。
05
上下の歯型をとらせていただいて、カスタムトレーを製作します。そこに漂白のジェルを盛り、歯に装着します。
装着時間は1日2時間までで、2週間続けます。
左から1M2/2M2/3M2/4M2/5M2。ホームホワイトニングではこの色調で右から左へと最大2段階の変化が期待出来ます。
主訴 | 歯を白くしたい |
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診断 | 歯牙の色は4M2でやや暗め。全て天然歯で健全歯である。 |
年齢・性別 | 42歳・女性 |
漂白部位 | 上下顎の前歯と小臼歯 |
治療計画 | トレー作成して行うホームホワイトニング |
治療期間 | 14日間 |
治療費 | 6万円 |
リスク | 知覚過敏を起こすことがある |
ホワイトニング施術前
ホワイトニング施術後
ホワイトニング開始前の状態。歯の色は4M2です。上下前歯から小臼歯部までをホワイトニングしています。
2週間後には、一部2M2に近いところまで白くなりました。特に知覚過敏などの副作用は出ていません。
歯科医師になって30数年間、自分の理想とする【患者さんのための歯医者】を求め続けてここまでやってきました。
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